血流
血流を改善するために
そもそも血流とは?

血流とは、全身の血管内をめぐる血液の流れ。血液は酸素・栄養素を体のすみずみまで運ぶ役割を担っていますが、何らかの原因で血流が阻害されると体にはさまざまなトラブルが発生します。
血流を阻害する原因
血流が悪くなる原因の1つは、「ドロドロ血液」。
血液中の糖分・中性脂肪・コレステロール値が高くなると血液は粘性が高まり、スムーズに流れなくなってしまいます。
ドロドロ血液を引き起こすのは、主に生活習慣の乱れ。
しかし、血流が悪くなっても自覚症状はほとんど現れません。
常に血行促進を意識した生活を心がけ、血液をサラサラに保ちたいものです。
血流が悪いことで起こるさまざまな症状
- 冷え・むくみ
- 血流の悪化で一番に感じやすい冷え・むくみ。放っておくとセルライトの発生などにも繋がるので要注意です。
- 肩・首のこり
- 首や肩の筋肉が緊張する→血行が悪くなることで発生する肩・首のこり。
負のスパイラルに陥らないためにも早めのケアが大切です。 - 動脈硬化
- 血中のLDL(悪玉)コレステロールが血管壁に沈着することで進行する動脈硬化。
自覚症状がないまま重篤な症状を引き起こすこともあります。 - 高血圧
- 高血圧の定義や、高血圧の人がなりやすい病気について。日々心がけたい予防法についても要チェックです。
- 血栓症
- 血栓症とは、血管内の血のかたまりが血流を止めてしまった状態。
命に関わる重篤な症状に関わっているので、とくに注意が必要です。 - 糖尿病
- 糖尿病にはさまざまな合併症がありますが、とくに重篤なのはドロドロ血液による血流障害。
最終的には人工透析・失明・壊疽といった状態に行きつくことも。 - 若年性脳梗塞
- 動脈硬化が原因の一般的な脳梗塞ではなく、血行不良による病気に起因する若年性脳梗塞。
前兆である一過性脳虚血発作の症状は必ずチェックしましょう。 - アルツハイマー型認知症
- 認知症の約50%を占める脳の疾患。アルツハイマー型認知症患者の脳には血流の低下が見られるため、
血流改善は有効な治療方法の1つとして期待されています。 - その他(頭痛・腰痛・メタボ)
- 頭痛・腰痛・メタボと、血液の流れには深い関連性があります。それぞれの対処法についても解説しています。